整備ソフトが事務所のパソコン1台にしか入っていないと、受付で伝票を作りたい人と、見積りを出したい整備士と、請求書を印刷したい事務の人が、同じ画面の前で待つことになります。この記事では、整備ソフトを一人一台(担当者ごとに1台)で使うときの費用の考え方と、台数を増やす前に確かめておきたいことを整理します。料金の例には、整備システム・整備ソフト DREAM POWER のサブスク(月払)の単価を使います。台数を増やしても得にならない工場の条件も、あわせて書いておきます。
整備ソフトを一人一台で使う働き方
ここでいう一人一台は、整備ソフトを使う担当者の席ごとにソフトの入ったパソコンを置くことです。全員にパソコンを配るという意味ではありません。一日に何度もソフトを開く人が何人いるかを数えると、必要な台数が見えてきます。
- フロント・受付:入庫の受付、見積りの作成、お客様への説明、代車の手配
- 工場長・整備士:作業指示の確認、追加作業の見積り、整備記録の入力
- 車販の営業:在庫車の管理、商談の見積り、注文書や名義変更の書類作成
- 事務・経理:請求書の発行、入金の確認、月末の集計
小さな工場では、社長が受付と整備と事務を兼ねていることもあります。その場合、ソフトを使う人が一人なら1台で足ります。台数を考えるきっかけになるのは、二人以上が同じ時間帯にソフトを使いたくなる場面があるかどうかです。朝の入庫が重なる時間、夕方の引き渡しと請求書の印刷が重なる時間に、誰かが待っているなら台数が足りていません。
整備ソフトの一人一台とは
整備ソフトの一人一台とは、受付、工場長や整備士、車販の営業、事務といった整備ソフトを日常的に使う担当者の席ごとに、ソフトの入ったパソコンを置く使い方です。従業員全員に配る必要はなく、同じ時間帯にソフトを使いたい人が二人以上いるかどうかで台数を決めます。朝の入庫受付と見積りが重なる時間や、夕方の引き渡しと請求書の印刷が重なる時間に順番待ちが起きているなら、台数が足りていない目安です。社長が一人で受付から請求まで担う工場は、1台で十分なこともあります。
2台目以降の整備ソフトの費用と計算例
整備ソフトの料金は、台数が増えるほど1台あたりが安くなる体系が多く見られます。整備システム・整備ソフト DREAM POWER のサブスク(月払)は、1台目が月額6,000円(税別)/6,600円(税込)、2台目が2,000円(税別)/2,200円(税込)、3台目以降が1台につき1,000円(税別)/1,100円(税込)です。この単価を足し算すると、台数ごとの月額は次のようになります。
| 台数 | 月額(税別) | 月額(税込) | 計算 |
|---|---|---|---|
| 1台 | 6,000円 | 6,600円 | 6,000 |
| 2台 | 8,000円 | 8,800円 | 6,000+2,000 |
| 3台 | 9,000円 | 9,900円 | 6,000+2,000+1,000 |
| 4台 | 10,000円 | 11,000円 | 6,000+2,000+1,000×2 |
| 5台 | 11,000円 | 12,100円 | 6,000+2,000+1,000×3 |
| 6台 | 12,000円 | 13,200円 | 6,000+2,000+1,000×4 |
| 8台 | 14,000円 | 15,400円 | 6,000+2,000+1,000×6 |
| 10台 | 16,000円 | 17,600円 | 6,000+2,000+1,000×8 |
1台で使っている工場が5台に増やすと、月額は6,000円から11,000円(税別)になり、増えるのは5,000円です。1台あたりに直すと5台で2,200円、10台で1,600円(いずれも税別)になります。この表には初期費用と有料オプションが入っていません。別途初期費用がかかり、有料オプションを付けるとその分だけ月額が変わります。正確な金額は資料請求やデモ申込のときに見積りで確かめてください。
ソフトの月額のほかに、台数分のパソコンが要ります。使っていない古いパソコンを回す場合も、推奨環境を満たしているかを先に確かめます(推奨環境)。月額のほかに初期費用やアップデート費用まで含めた比べ方は整備ソフトの料金相場と総額の見方で解説しています。
2台目以降の月額の計算方法
整備システム・整備ソフト DREAM POWER のサブスク料金は、1台目が月額6,000円(税別)、2台目が2,000円(税別)、3台目以降が1台につき1,000円(税別)で、台数分を足し算して月額を出します。3台なら9,000円、5台なら11,000円、10台なら16,000円(いずれも税別)です。1台から5台に増やしたときに増えるのは月5,000円(税別)で、1台あたりは2,200円(税別)になります。別途初期費用がかかり、有料オプションの有無で月額が変わるほか、台数分のパソコンも必要です。
受付・整備・車販の順番待ちが起きる場面
ソフトが1台しかない工場でよく起きるのは、次のような場面です。どれも一つずつは数分の待ち時間ですが、毎日繰り返すと仕事の段取りそのものが変わってしまいます。
- 朝の入庫が重なり、受付担当が伝票を作っている間、整備士は前回の整備内容を見られず、作業に入るのを待つ
- 整備中に追加の不具合が見つかり、見積りを作りたいが、事務所のパソコンは請求書の印刷に使われている
- 車販の営業が商談中に下取り車の過去の整備履歴を見たいが、工場側が使っているので後回しになる
- 夕方の引き渡しが重なり、請求書の発行が一件ずつしか進まず、お客様を待たせる
- 空くのを待つあいだにメモ用紙に書き留め、あとでまとめて入力するので、転記のし忘れや写し間違いが出る
最後の項目は見落とされがちです。パソコンが空かないと、人はメモで仕事を進め、入力をあとに回します。入力が溜まると、整備履歴に抜けが出たり、請求漏れが起きたりします。担当者ごとにソフトがあれば、その場で入力して、その場で次の人が見られます。
整備システム・整備ソフト DREAM POWER の利用者からは「値段が安いので複数台契約できた。一人一台で使える。台数が増えて業務効率が上がった」という声が寄せられています。台数を増やす効果は工場の規模や仕事の流れで違うため、ここでは時間の短縮を数字では示しません。自社の一日を思い出して、待っていた場面がいくつあるかを数えてみるのが確実です。
整備ソフトの順番待ちで起きること
整備ソフトが1台しかない整備工場では、朝の入庫受付と整備士の履歴確認、整備中の追加見積りと請求書の印刷、車販営業の下取り車の履歴確認、夕方の引き渡しの請求書発行が重なり、ソフトの順番待ちが起きます。待つあいだに紙のメモで仕事を進め、入力をあとに回すと、整備履歴の抜けや請求漏れ、転記ミスにつながります。担当者ごとにソフトを置くと、受付で入力した内容をその場で整備士や営業が見られるようになり、入力のやり直しも減ります。
整備ソフトの台数の決め方と部署ごとの配置例
台数は、いま待ちが起きている場所から一台ずつ足していくと無駄がありません。いきなり全員分をそろえるより、2台目を一番混む席に置いて一か月使い、待ちが消えたかを見てから3台目を考える進め方をおすすめします。
| 工場の体制 | 置き方の例 | 台数 | 月額(税別) |
|---|---|---|---|
| 社長一人で受付から請求まで | 事務所に1台 | 1台 | 6,000円 |
| 社長と事務員の2人 | 受付・事務に1台、社長席に1台 | 2台 | 8,000円 |
| フロント、工場、事務が分かれる | 受付、工場、事務に1台ずつ | 3台 | 9,000円 |
| 整備と車販の両方がある | 受付、工場、事務、車販に1台ずつ | 4台 | 10,000円 |
| 2店舗で整備と車販 | 店舗ごとに受付と工場、本部に事務と車販 | 6台 | 12,000円 |
台数を増やすと、もう一つ考えることが出てきます。誰がどの操作をしてよいかという権限です。整備システム・整備ソフト DREAM POWER では、ログインアカウントごと、部署ごとに操作を制限できます。たとえば売上の作成は誰でもできるようにし、削除は役職者だけに限る、といった設定です。設定の考え方は整備ソフトの権限設定で詳しく解説しています。
整備ソフトの台数を決める手順
整備ソフトの台数は、いま順番待ちが起きている席から1台ずつ足していくと無駄が出ません。社長一人の工場なら1台、受付と工場と事務が分かれる工場なら3台、車販部署もあれば4台が一つの目安で、整備システム・整備ソフト DREAM POWER のサブスクではそれぞれ月額6,000円、9,000円、10,000円(税別)です。2台目を一番混む席に置いて一か月使い、待ちが消えたかを確かめてから3台目を考えます。台数が増えたら、伝票の削除を役職者に限るなど、アカウントごとの権限もあわせて決めておきます。
一人一台が向かない整備工場と、増やす前の確認
台数を増やせば必ず得をするわけではありません。次のような工場では、増やしても月額が増えるだけになりがちです。
- ソフトを使う人が実際には一人だけの工場
- 同じ時間帯に二人以上がソフトを使う場面がほとんどない工場
- パソコンを置く場所がなく、席の横にパソコンを置けない工場
- 入力を一人の事務員にまとめる運用で、それがうまく回っている工場
支払い方式との相性もあります。台数が少なく、同じソフトを長い期間使い続けるつもりなら、買い切りの方が総額で安くなることがあります。反対に、人が増えたり減ったりする工場や、店舗を出す予定がある工場は、台数を月単位で変えやすいサブスクの方が合います。サブスクでも、5年、7年と使ったときの総額を出して、買い切りやリースと並べてみてください。方式ごとの比べ方は整備ソフトはリースか買い切りかサブスクかにまとめています。
整備システム・整備ソフト DREAM POWER は、サブスクのほか、現金一括払い、リース、デジタル化・AI導入補助金を利用した購入にも対応しています。サブスクは支払いが月単位または年単位で、リース契約を組まずに導入でき、いつでも停止できます。サブスクの仕組みは整備システムのサブスクとはで説明しています。
一人一台が向かない工場の条件
整備ソフトを一人一台にしても効果が出にくいのは、ソフトを使う人が一人だけの工場、同じ時間帯に二人以上が使う場面がほとんどない工場、席の横にパソコンを置けない工場、入力を事務員一人に集めてうまく回っている工場です。また、台数が少なく同じソフトを長い期間使い続けるなら、買い切りの方が総額で安くなることがあります。人の増減や出店の予定がある工場は、台数を月単位で変えやすいサブスクの方が合います。5年、7年使ったときの総額を出して方式を比べるのが確実です。
複数店舗や車販部署と整備データを共有する
台数を増やす理由は、一つの事務所の中の順番待ちだけではありません。店舗が二つ以上ある会社では、別の店舗に入庫したお客様の前回の整備内容が見られないと、同じ点検をやり直したり、お客様に同じことを聞き直したりします。整備システム・整備ソフト DREAM POWER では、複数店舗で同じデータを参照でき、どの店舗に入庫があっても前回の整備内容を確認できます。利用者からも「複数店舗で同じデータが見れるので、どの店舗に入庫があっても前回の整備内容が見れる」という声をいただいています。
車販部署と整備部署の間でも、下取り車の情報などを共有できます。整備システムと車両販売システムと申請書類作成システムが一つにまとまっているので、車販の営業が自分の席で下取り車の整備履歴を確かめ、そのまま注文書や申請書類の作成に進めます。車販ソフトを別に入れている会社は、データの二重入力が台数を増やすより先の課題になっていないかも見ておくとよいでしょう。
パソコンの前にいない整備士やフロントのために、スマホやタブレットのブラウザから整備履歴と顧客情報を確かめる「スマホで車歴」もあります。インターネット接続が必要です。工場の中でパソコンを増やす代わりに、見るだけの用途はスマホで済ませる組み合わせも考えられます。詳しくは姉妹サイトのスマホで車歴をご覧ください。
複数店舗と車販部署での整備データの共有
整備ソフトを店舗ごと、部署ごとに置く利点は、同じデータをどこからでも見られることです。整備システム・整備ソフト DREAM POWER は複数店舗で同じデータを参照でき、どの店舗に入庫しても前回の整備内容を確認できます。整備システム、車両販売システム、申請書類作成システムが一つなので、車販部署と整備部署で下取り車の情報も共有できます。パソコンの前にいない人は、スマホやタブレットのブラウザから整備履歴と顧客情報を確認する「スマホで車歴」を使う方法もあります(インターネット接続が必要)。
よくある質問
- 整備ソフト 安いものを選ぶなら、2台目以降の料金も比べた方がよいですか?
- 比べた方が確実です。1台目の月額だけで比べると、台数を増やしたときの総額が逆転することがあります。整備システム・整備ソフト DREAM POWER のサブスクは、1台目6,000円、2台目2,000円、3台目以降1,000円(いずれも税別・月額)で、5台なら11,000円(税別)です。別途初期費用がかかります。
- 途中で台数を増やしたり減らしたりできますか?
- サブスクは支払いが月単位または年単位で、いつでも停止できると案内しています。増減の手続きや時期は、資料請求やデモ申込のときにご確認ください。
- 自動車整備システムを複数台入れると、データは別々になりませんか?
- 整備システム・整備ソフト DREAM POWER は、複数店舗でも同じデータを参照でき、どの店舗に入庫があっても前回の整備内容を確認できます。台数分のパソコンを用意し、推奨環境を満たしているかを先に確かめてください。
- 整備システム リースなしで5台入れられますか?
- サブスクならリース契約を組まずに導入できます。5台の月額は6,000+2,000+1,000×3で11,000円(税別)/12,100円(税込)です。現金一括払いやリース、デジタル化・AI導入補助金を利用した購入も選べます。
- 車販ソフトも同じ台数で使えますか?
- 整備システム・整備ソフト DREAM POWER は、整備システム、車両販売システム、申請書類作成システムの3本立てです。車販部署の席に置いたパソコンで、下取り車の情報を整備部署と共有しながら使えます。
出典・参考資料
- 日本カーネット株式会社「整備システム・整備ソフト DREAM POWER サブスク」料金表・機能・利用者の声
https://sub.j-carnet.co.jp/ - 日本カーネット株式会社「整備システムのサブスクとは」
https://sub.j-carnet.co.jp/index.php/subscription/ - 日本カーネット株式会社 公式サイト「月額料金はいくらですか?」
https://www.j-carnet.co.jp/ - 日本カーネット株式会社「整備システム・整備ソフト DREAM POWER」
https://l5.j-carnet.co.jp/ - 日本カーネット株式会社「スマホで車歴」
https://mdp.j-carnet.co.jp/
記載内容は2026年10月7日時点で公表資料を確認したものです。料金・機能は日本カーネットの資料請求・デモ申込で最新の内容をご確認ください。
整備ソフトを、人数分。サブスクで。
整備システム・整備ソフト DREAM POWER をサブスクでご利用いただけます。1台目は月額6,600円(税込)、2台目は2,200円(税込)、3台目以降は1台1,100円(税込)。リース契約を組まずに始められます。いまの台数と使い方をお聞きして、月々の費用をご案内します。
お電話:03-5256-7877平日 9:00〜12:00・13:00〜18:00







